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D|Sで簡単うごイラを作る

pixivではイラストだけでなく動くイラストの投稿が出来て人気です。昨今の3Dソフトにはアニメーション機能が備わっていますので使わない手はありません。そこでD|Sを使って簡単な うごイラの作り方を紹介します。

シーンにも依りますがレンダリングにはやはり時間がかかります。そこでフレーム数を節約するにはLoopする動画を作ることです。片道分の画像を作ればすみますので少ないフレーム数で効果的な動画が出来上がります。要は面白い繰り返し動作を作れば良いのでアイデア次第です。

 

私が作っているおっぱいMorphのうごイラは片道でフレーム数5〜6枚で作っています。これだと1フレーム10分でレンダリング出来れば一時間で完了します。それでは簡単な例題を使って具体的な制作手順を紹介します。

 

まずはD|SでTimelineを開きFPSにフレーム数を入力します、今回は5ですので6枚のレンダリングとなります。

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黄色い三角が現在のフレーム位置を表しています。現在はフレーム0になります。

ここでSeaneに動かすキャラを呼び出しポーズを付けます。今回はナナコJKに大きく伸びをしてもらいます。

 

次に黄色い三角を動かし、最終フレーム(今回はフレーム5)に移動します。ここで動き終わりのポーズを設定します。表情にも変化を付けたいので大きく口を開けました。

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始めと終わりのフレームさえ設定すればあとはD|Sが中間フレームを補完してくれます。次にRender Settings タブを開いてレンダリングの設定を行います。マシンの性能やSeaneの構成に依りますがフレーム当たりのMax Timeを10分ぐらいにしたいので、Progressive RenderingのMax Timeに600〜800を入力します。今回は700秒としました。

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次にGeneralを開いて画像の大きさ等を設定します。画像の大きさもレンダリング時間に大きく影響しますので小さいほうがいいのですが、小さすぎると見栄えが良くないので私はいつも480 X 600に設定します。これを後で画像編集ソフトを使って800 x 1000に引き伸ばしています。今回は横長なので600 x 480とします。中程のRender Type はImage Seriesを選択します。自動的にRender Rangeに0と6が表示されます。Serise Baseに出力されるFile名を入力します。今回はうごイラTESTとしました。

 

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あとはRendarigをかければ一時間ほど自動に連番Fileを書き出してくれますので食事をしたり入浴をしたりしてリラックスして下さい。今回のTESTでは私の環境では30分で完了しました。

 

次に出来上がったFileを加工します。先ず画像編集ソフトで一括で800 x 1000に引き伸ばし、同時にJPEG圧縮を少しかけます。私はいつも94%ぐらいの圧縮率で書き出さます。バッジ処理ができるソフトなら全て自動で処理してくれます。次に往路片道のImageしか無いので復路のImageを複製します。加工済みのImage Fileの内スタートと折り返しを除く中間のFile TEST02からTEST 05を複製します。合計で9枚のImage Fileが出来上がりました。これをUp Load用に頭に連番を付けます。

 

往路 00から06

復路 05から09(往路と順番を逆にする)

これで無限Loopする動画が完成するはずです。D|Sを使ったリアルなうごイラはほとんど見かけませんのどうぞ試して下さい。

 

今回作成した うごイラはこんな感じになりました。

 

【オリジナル】「D|Sで簡単うごイラを作る」イラスト/randy8823 [pixiv]